GyokuRin Dagger
2011年02月09日
22:28
有名な話を作り変えてしまおうという企画、一年半ぶりに復活です。
語りべリレー「浦島太郎」
日時:1月25日(火)22:00
場所:Namba SIM 特設会場
<NSK語りべリレー ルール>
1.観客席の前の左から順番に座ります。
2.「浦島太郎」を前の人に続き、指定の文字始まりで話してください。話す時はステージにある亀イスに座ってください。
3.「。」が1個以上つく文を話してください。
4.「あ行」「か行」など、「行」ごとに必須キーワードがあります。前の人の話をよく聞いて、出ていないキーワードを必ずそのパート内に使って文を作ってください。
つまり、あの有名な昔話「浦島太郎」を、50音順に変わる「話し出し文字」にもとづいて無理やりすすめていくというものです。入れなければいけないキーワードもあります。これが終わったら「新しい浦島太郎」の話が生まれます。
さっそく始まりました。
「あいうえお」
【あ】
akimi Quan: あそこに 見えるの 漁師じゃねーー?
はい、さっそく誰のセリフかわかりませんが、絵はなんとなく浮かびました。
【い】
nufufu Kirax: イカ釣りにきたのにあれはかめじゃなイカ
こちらは誰かわかりませんが、イカ釣りに来た人であること、そして亀がいることがわかりました!
【う】
Toukaitei Oh: 「うごく...こいつ動くぞ!」浜辺に打ち上げられた亀はまだ息があるようだ!
ナレーション入りました!亀は瀕死なのでしょうか?
【え】
Lilac Lytton: 「えーっ せっかくだから沈めとくか…」「うっうっうらめしい~うらめしや~」
おっと、これは亀が危ない!いい感じですすみそうな予感ですが、亀もしゃべりだしました。
【お】
Blossom Whitfield: おっと、全員そこまでだ!手をおろせ! 村一番のかぶきものとして有名な浦島太郎とか名乗る人がやってきました
やっと来た!ただ、登場はかっこいいものの「かぶきもの」というのはどういうことでしょうか。
キーワードは無事に出ました。ここで「か行」に入りキーワードも変わります。
【か】
Knock Guisse: 勝ちほこった顔の浦島太郎ですがどうやら子供たちには気づかれてないようです
おおっと、これは大変、かっこいいと思った登場ですが遠かったのか、まったく意味なかったようです。
【き】
Cranberry Latte: 「君、君たち-!ちょっと!こっちこっちーーー!」本当に気づいているのかいないのか、子供たちはスルー。
さらにグダグダな浦島太郎になっています。
【く】
akimi Quan: くぅぅ うらめしや~~ うらめしぃやぁ......
これは亀でしょうか、それとも浦島でしょうか。すごく情けない顔をしているのが浮かびます。
【け】
nufufu Kirax: 蹴り上げたら気づいた。ちょっと注意してみてみろ この亀けがはえてるぞ もしかしてこの毛って陰毛か?
もうストーリーまでが浦島を無視し始めました。子供の亀いじめは続いているようです。
【こ】
Toukaitei Oh: 「このやろう!どこまでも無視しやがって!」ついに切れた傾奇者はこどもをはがいじめにしはじめました
ついに怒りましたが、名前を飛ばされています!しかしここで好プレー!キーワード「いじめ」を意外な形で持ってきました!
【さ】
Lilac Lytton: 「さむいことすんなや~!」傾奇者は他の子どもたちに囲まれぼろぼろになるまで蹴られ続けました。
えらいことです。子供達は強いのか、反抗されしかもピンチに陥っています。
【し】
Blossom Whitfield: 「しょっぱい試合ですみません・・・!」子供たちに身包みはがされ、砂浜に首だけだして埋められた浦島は夕日に向かってつぶやくのでした
とうとう完敗です。しかも夕方になってしまいました。ここからどのように立て直すのか?
【す】
Knock Guisse: 砂浜からイカ釣りの漁師に助けてもらったかぶきものは丁寧にお礼を言いました
なんと!!キーワード「助ける」「お礼」がここで!浦島が助けてもらう側になってしまいました!そして謎のイカ釣り漁師が登場。
【せ】
Cranberry Latte: 「背中いったいわ~。も~~助けんかったら良かった~。なんとかしてよ~カメ~~!あ、漁師さんありがとう。」
なんでしょう、この浦島。なんか腹が立ちます。
【そ】
Tomo Whitfield: 「そもそも、おまえが、オレのSMプレイの邪魔したからだろ!」亀が、激しい叫びをあげました。「おまえが、でしゃばって自滅しただけだろ!オレを怒らせた罰だ!おまえを、竜宮に連行する!もっと酷い思いをするから、覚悟しとけよ!」亀は、叫ぶと、浦島を拉致して、海中へと入っていきました。
ちょっと待ってください。亀が怒っています。ものすごい怒り方をして浦島を拉致するようです。行く理由はともかく、竜宮には向かうようです。
【た】
akimi Quan: 大変 りっぱな 甲羅の亀さんが
急に箇条書き!今頃、甲羅の立派さに触れられました。
【ち】
nufufu Kirax: ち*このような頭の形してるくせに甲羅がりっぱとは、いったいどうそだったらこんなに大きくなるんだ。海でそだつとこうなるんか?
浦島のこの上ない罵りです!しかしさっきの亀の怒り方からすると逆にいいのかもしれません。
【つ】
Toukaitei Oh: 「つべこべいわんとおとなしくしとけやダボがぁもぐるでー」亀は口をきけなくすべく海中深くへとすすんでいったところ
亀はコテコテの関西弁でした。やっと潜ったようです。
【て】
Lilac Lytton: 手拭いを苦し紛れに亀の頭に巻きつけて縛り上げたところー、だんだん亀の頭が充血して大きくなっていき~、、
どんどん表現方法が危なくなってきましたが、浦島が抵抗しているのでしょうか。
【と】
Blossom Whitfield: ともに捕らえられていたイカ釣り漁船員も、亀の両手両足をイカの足で縛り上げていくと・・・
イカ釣りがまだいました!!亀は二人を拉致していたことになります。
【な】
Knock Guisse: 何もできなくなった亀は時の経つのも忘れて竜宮城の壁に頭をこすりつけはじめました
あまり触れたくはありませんが、竜宮には着いたようです。
【に】
Cranberry Latte: 人間が入ったことがないという竜宮城に最初に足を踏み入れたのはイカ漁師だった。「うわー!ごちそうになりそうな鮮魚が舞い踊ってるじゃないか!」テンションをあげる漁師。その横でカメ酔いした浦島がつぶやく。「帰りたい。。。」
イカ漁師の本性むき出し!浦島の唐突なカメ酔い!
【ぬ】
Tomo Whitfield: 「ぬぉーーーー!」不気味なうめき声が、奥の部屋へと続く扉から、聞こえてきた。浦島が、そこに視線を向けると、中からボンデージに身を包んだ、いかにも壊そうな女が出てきた。「おまえが、うちのプレイを邪魔したのかい。」その女は、低い声で言った。「私は、ここを仕切ってる乙姫だ。おまえには、徹底的に痛い思いをしてもらうから、覚悟しなよ。」
さあ出てきました乙姫。もう誰もおとぎ話であることを忘れています。登場人物全員、目的が変わっています。
【ね】
Kajiki Quan: ね・・ねぇちゃん!? 恵子ねえちゃんじゃないか! 漁師がうめき声に気がつくと そこには乙姫となってかわりはてた自分の姉の姿があった
衝撃の事実! しかし浦島のではなく名前もない漁師の姉です!
【の】
akimi Quan: のろのろと 龍宮城で 亀酔いの薬を探して 乙姫に会って
ど、どういうことでしょう!竜宮に来てからのまとめを自分なりにしたのでしょうか。
【は】
nufufu Kirax: 腹もいっぱいになるまで イカ漁師をはためにご馳走をたべていた浦島は、そろそろここを脱出する準備を企てていた。
カメ酔いはどこへいったのでしょうか。食べながら脱出を考えるとはなかなか余裕があります。
【ひ】
Toukaitei Oh: 「秘密です」!という声と共に煙の中から桂小金治(二代目)があらわれた。浦島が脱獄を画策する一方で、赤とんぼをBGMに乙姫とイカ漁師の再会ショーが宴もたけなわとなっていた。
また不思議な流れになってきました。とりあえず盛り上がっているようでよかったですが。
【ふ】
Lilac Lytton: ふざけた態度の浦島に、それまで涙にくれていた乙姫も怒り心頭!「オマエには竜宮国の中でもひときわ変わった村にある玉手箱の中で、誰かが蓋を開けるまで都合300年くらい眠り続けてもらうよ!」
おおっと、いろいろ新事実です。「竜宮国」の存在、中の村の存在、そして
【へ】
Blossom Whitfield: 「変な箱だなー」小金治(2代目)があっさり開けてしまいました。
なんでしょう、この緊張感の無さ!
【ほ】
Knock Guisse: 「ほんまにもう!」と浦島は立ち上がると・・・
あっさり助かった浦島、そして・・・?
【ま】
Cranberry Latte: 真っ先にイカ漁師の元に向かった。イカ漁師は姉とともに竜宮に残るらしい。真っ白な頭の小金治にお礼を言って別れようとした浦島は何やら得体の知れない煙の出そうな玉手箱を乙姫から頂いたのであった。シーズン2へつづく。
さらに玉手箱を新しくもらって、いちおう帰れたようですが、予想外のシーズン2へ!!
完成です!
新しい「浦島太郎」が完成しました!!
では通して読んでください!
「浦島太郎」
2011年1月25日
あそこに 見えるの 漁師じゃねーー?
イカ釣りにきたのにあれはかめじゃなイカ
「うごく...こいつ動くぞ!」浜辺に打ち上げられた亀はまだ息があるようだ!
「えーっ せっかくだから沈めとくか…」「うっうっうらめしい~うらめしや~」
おっと、全員そこまでだ!手をおろせ! 村一番のかぶきものとして有名な浦島太郎とか名乗る人がやってきました
勝ちほこった顔の浦島太郎ですがどうやら子供たちには気づかれてないようです
「君、君たち-!ちょっと!こっちこっちーーー!」本当に気づいているのかいないのか、子供たちはスルー。
くぅぅ うらめしや~~ うらめしぃやぁ......
蹴り上げたら気づいた。ちょっと注意してみてみろ この亀けがはえてるぞ もしかしてこの毛って陰毛か?
「このやろう!どこまでも無視しやがって!」ついに切れた傾奇者はこどもをはがいじめにしはじめました
「さむいことすんなや~!」傾奇者は他の子どもたちに囲まれぼろぼろになるまで蹴られ続けました。
「しょっぱい試合ですみません・・・!」子供たちに身包みはがされ、砂浜に首だけだして埋められた浦島は夕日に向かってつぶやくのでした
砂浜からイカ釣りの漁師に助けてもらったかぶきものは丁寧にお礼を言いました
「背中いったいわ~。も~~助けんかったら良かった~。なんとかしてよ~カメ~~!あ、漁師さんありがとう。」
「そもそも、おまえが、オレのSMプレイの邪魔したからだろ!」亀が、激しい叫びをあげました。「おまえが、でしゃばって自滅しただけだろ!オレを怒らせた罰だ!おまえを、竜宮に連行する!もっと酷い思いをするから、覚悟しとけよ!」亀は、叫ぶと、浦島を拉致して、海中へと入っていきました。
大変 りっぱな 甲羅の亀さんが
ち*このような頭の形してるくせに甲羅がりっぱとは、いったいどうそだったらこんなに大きくなるんだ。海でそだつとこうなるんか?
「つべこべいわんとおとなしくしとけやダボがぁもぐるでー」亀は口をきけなくすべく海中深くへとすすんでいったところ
手拭いを苦し紛れに亀の頭に巻きつけて縛り上げたところー、だんだん亀の頭が充血して大きくなっていき~、、
ともに捕らえられていたイカ釣り漁船員も、亀の両手両足をイカの足で縛り上げていくと・・・
何もできなくなった亀は時の経つのも忘れて竜宮城の壁に頭をこすりつけはじめました
人間が入ったことがないという竜宮城に最初に足を踏み入れたのはイカ漁師だった。「うわー!ごちそうになりそうな鮮魚が舞い踊ってるじゃないか!」テンションをあげる漁師。その横でカメ酔いした浦島がつぶやく。「帰りたい。。。」
「ぬぉーーーー!」不気味なうめき声が、奥の部屋へと続く扉から、聞こえてきた。浦島が、そこに視線を向けると、中からボンデージに身を包んだ、いかにも壊そうな女が出てきた。「おまえが、うちのプレイを邪魔したのかい。」その女は、低い声で言った。「私は、ここを仕切ってる乙姫だ。おまえには、徹底的に痛い思いをしてもらうから、覚悟しなよ。」
ね・・ねぇちゃん!? 恵子ねえちゃんじゃないか! 漁師がうめき声に気がつくと そこには乙姫となってかわりはてた自分の姉の姿があった
のろのろと 龍宮城で 亀酔いの薬を探して 乙姫に会って
腹もいっぱいになるまで イカ漁師をはためにご馳走をたべていた浦島は、そろそろここを脱出する準備を企てていた。
「秘密です」!という声と共に煙の中から桂小金治(二代目)があらわれた。浦島が脱獄を画策する一方で、赤とんぼをBGMに乙姫とイカ漁師の再会ショーが宴もたけなわとなっていた。
ふざけた態度の浦島に、それまで涙にくれていた乙姫も怒り心頭!「オマエには竜宮国の中でもひときわ変わった村にある玉手箱の中で、誰かが蓋を開けるまで都合300年くらい眠り続けてもらうよ!」
「変な箱だなー」小金治(2代目)があっさり開けてしまいました。
「ほんまにもう!」と浦島は立ち上がると・・・
真っ先にイカ漁師の元に向かった。イカ漁師は姉とともに竜宮に残るらしい。真っ白な頭の小金治おじいさんにお礼を言って別れようとした浦島は何やら得体の知れない煙の出そうな玉手箱を乙姫から頂いたのであった。シーズン2へつづく。
なんじゃこれ!!
お疲れ様でした。